天美あきら

dokuhake2005-07-05


わりとルックス的には好きですし、初期の頃の冷たそうな感じも好みだったんですが、段々違和感が出てきました。

これは、仮面ライダー響鬼における、〝鬼〟という存在自体が未だ謎のままなので、その辺りのもどかしさとも通じるんですけど。

公式設定的には、「2年間、威吹鬼について修行していて」「もう直ぐ〝鬼〟になれる」存在らしいのですが、その描き方が大変中途半端;

確かに、自分専用の鬼笛も持っていて、ディスクアマニルも使える。

でも、それだけ。

後はサポートオンリーの佳須実とどう違うのって感じです。

ディスクアニマルは猛士のみどりでも使えるみたいなので、特に鬼として鍛えなくても使えるようですし(でも、この辺も不明ですが;)。

実際、何話だったかで、響鬼威吹鬼が身体鍛えているのに(これはこれで、〝鬼〟って身体さえ鍛えらればなれるのかという根源的な疑問があるのですが〜)佳須実と一緒に炊事当番で「ご飯、出来ましたよ」・・・・・;

まぁ、威吹鬼と二人で行動している時は仕方ないけど、猛士がいるなら、鬼見習いとして身体を鍛えろって感じでした。

しかも高校一年生なので自前の移動手段がなく(これは響鬼も同じですが。爆笑。あ、でも、移動手段出来るみたいですね〜)一人だとえっちらおっちら走るだけ。

魔化網に襲われかけて、「きゃー!」と腰抜かした時には、真剣に「麗華さん(inジャスティライザー)を見習え!」と思ってしまいました。

新人さんなので、棒読みは仕方ないけど(今年は演技出来る人を集めたという前触れのわりに、響鬼の演技レベルはそんなに高くない気がします。もしくは、高さを感じさせる演出がされてないというか)、動きは何とかして欲しい。

グランセイザー』の獅堂未加姉並にやれという無茶は言いませんが(普通、無理ですから<未加姉に回し蹴りされろ<死にます;)『ジャスティライザー』のユカや『ウルトラマンネクサス』の瑞生くらいには動いて欲しいものです。

今のままじゃ、どう見ても、走る擬音は「ドタドタ」でしかないですから。

先日の必死に烈雷を轟鬼に届けたのも、がんばった感じはしたけど、あくまでも15歳の普通の女の子が頑張ったとしか見えなかったです。

あれで、「もう直ぐ鬼」では、一体、鬼ってどういう存在?と首を傾げたくなります。