第47回「種崎浜の悲劇」

 六平太(香川照之)退場の回でした。

 そして、新一郎(浜田学)も。

 大変重い回でした。

 泣けたのは、六平太の死の場面でもなく、新一郎の死の場面でもなく、新右衛門(前田吟)が「よくやった」と言った所でした。

 それだけに、あそこで千代(仲間由紀恵)が激昂したのはダメだろうと思ってしまいました。

 我慢出来なかったのかもしれませんが、新右衛門の為に我慢して欲しかったです。

 それにしても、今までも悲劇的な事はあったのに、千代の関与を避けてきたのに、さすがに今回は無理だったという苦しい回だったように思えます。

 最後にこの悲劇があるのはわかっていたからこそ、六平太というキャラクターだったかとも思ってしまいました。

 いや、それで正解なのかな。

 だとしたら、見事に演じ切ったと讃えたいと思います、香川照之さん。

 お疲れ様でした。