第10回 「晴信謀反」

 タイトルに反して謀反はまだ水面下という回でした。

 今回は真田幸隆佐々木蔵之介)の落城(ん? 城でいいのかな?)の際のシーンがよかったですね。「敵に仕えても、この地を守れ」って、なかなか言えないですよ。カッコよかったです。また退場のようですが、奥方共々出てきてくれそうで楽しみです。

 親子双方から相手を引き取ってくれと頼まれた今川義元谷原章介)。迷惑な話ですが、そうとは思わない辺りがステキな悪役っぷりです<褒めてます でも、この時点ではまだ御しやすそうな晴信(市川亀治郎)をチョイス。私なら老い先短い方を選んで、弱るのを待ちますが<おい; まあ、この話の信虎(仲代達矢)という人は武に長けた人なので、その方が厄介だと思ったんでしょうねぇ。私なら、寿桂尼藤村志保)の言うように近くにいて欲しいとは思いませんが。

 で、主役の勘助(内野聖陽)ですが、荒れ寺に潜伏していた二年間で、もっと荒れておりました(伝兵衛はなかなか武士らしくなったのに。笑)。そんな勘助を信虎の迎えにやるという義元・・・・・・って、ええっ! それは去年、何度も使った「無理矢理、歴史上の出来事に主役を絡ませる」手法じゃないですか; ううーん、萎えます;
 とか、書いてますが、なにせ名優同士の直接対決! 次週には掌がころっと変わってる可能性大です(笑)。

 ところで、今週可憐な回想シーンの笑顔を見せてくれた、ミツこと貫地谷しほりさん次々回の朝ドラの主役に決まったそうで、おめでとうございます(^^)。NHKさんも、なかなか卒が無いですな(笑)。