第13回 「招かれざる男」

 年取ってからの就職はやはりすんなりとはいきません。という訳で、勘助(内野聖陽)も原美濃守虎胤(宍戸開)から戦いを挑まれます。が、この原という男、かなり強いらしく、勘助大ピンチです。
 が、伊達に長い事諸国を放浪していた訳ではないので、自分に有利なようにお膳立てをします。
 蛇足ですが、この戦いの場面、凄く寒そうです(と感想を書いてる今日が寒いから余計に感じたんですが;)。
 船を使ったりして、詭弁だろうと思いましたが、「兵は詭道なり」はなかなか真実ついてます。確かに味方を一兵も損なう事なく勝利出来れば、それが最善です。戦わねば気が済まんとかいうマヌケには個人競技者になって貰い、是非とも人の上には立たないで欲しいものです。

 この頃、奥向きでは晴信(市川亀治郎)の次男が病に苦しんでいました。現代なら、勘助と原の試合どころではありませんが、この時代だとそうもいかなかったんでしょうね;
 三条夫人(池脇千鶴)と晴信は非常にラヴラヴですが、なんかイメージが違う気がします。と言うか、ここまでラヴラヴしておいて、由布姫(柴本幸)との関係はどう描くのでしょうか? ちと心配です。

 思ったより早く真田幸隆佐々木蔵之介)再登場。晴信の評判はかなり悪いみたいですね。親が子を追放だったら、ここまで評判悪くなかった気がするので、晴信が気の毒です。

 勘助は館まで貰いますが、そこには太吉一家がまるで我が家のように居ついていました(笑)。でも、勘助という男は見かけによらず家庭的雰囲気が似合うので(泥臭いから?<褒めてます と言うか、仕官したからと言ってみょゅうに小奇麗にならなくて、よかったです)この方がいいかも。少なくとも荒れ寺で一人よりはよほど人間らしいです。

 すったもんだの末、ようやく武田家に馴染んだらしい勘助の活躍は次週からですが、その次週、放送時間が変わっています。そう言えば選挙でしたねぇ。二重の意味で今週中に見ておいてよかったです。

 皆さん、文句を大声で言う為にも(もしもし?)選挙にいきましょうね! タダで出来ますから(^^)