今週一番の旬の話題(おい;)。
 以前、亀田兄のインタビューを見た事があります。疑惑の世界チャンピオン戦のもっと前です。
 そこで彼はパフォーマンスに関して、「賛否両論あるのは知ってるけど、人が見に来てくれなくてはプロとして職業でやっていけない」というような事を言ってました。ウロ覚えですし、もっと違った言い回しだったと思うんですけど。
 これを聞いて、私は彼等が相手を挑発してフライドチキンを計量前に食べようが、試合後に歌を歌おうが、別にいいんじゃないかと思ってました。試合以外の所でのパフォーマンスですからね。
 しかし、それが認められるには、試合はちゃんと「ボクシング」でなくてはならなかったと思うんですよ。
 ところが、あの疑惑の世界戦で、亀田兄本人も終わった直後は「ヤベぇ」と思ったみたいですが、よほどの事がない限り、勝てる。そして、勝たなくちゃならない。そう思っちゃったんだろうなぁと。
 だから、今回負けそうになった時、彼等は「どんな手段を使っても」勝たなくちゃならない。そうでないと見放される。そう思ったんでしょう。
 今回、彼等と共に責められるべきはそう思わせた人達だと思うんですが、それは出て来ない。
 なんとも後味の悪い幕切れのまま終わるんでしょうね〜。
 ちなみに断っておきますが、個々の彼等に下された処分は重過ぎるとは思ってないですよ。18才でもプロはプロ。内藤選手が失明する可能性もあったのですからね。本当にそうならなくてよかったです。
 亀田一家が目指したのがプロレスだったら、よかったのにねと思ったのはきっと私一人じゃないと思います。あの体型じゃ無理だろうけど。