第38回 「村上討伐」
かつては晴信(市川亀治郎)を破った猛将・村上義清(永島敏行)。けれど、調略には弱く、遂に越後へ落ち延びます。
調略も立派な戦略ですし、戦わずに勝つのは人が死なない事でもある。
そう、わかっていても哀れですね。
しかも、落ち延びる際に、よかれと思って別行動した奥方が自分の目論見違いで自害してしまったんですから。
村上が信濃からいなくなった事で、いよいよ晴信(市川亀治郎)と長尾景虎(Gackt:ガクト)の直接対決。なんか、物凄い怪物でも来るみたいに言う勘助(内野聖陽)。よほど、景虎の強さが身に沁みたって事でしょうね。
第39回 「川中島!龍虎激突」
川中島というのは、中州の小さな島と思ってましたが、かなり広い範囲だったんですね。
遂に直接ぶつかった晴信(市川亀治郎)と長尾景虎(Gackt:ガクト)。
互いの軍師(勘助(内野聖陽)と宇佐美(緒形拳))のヨミ合戦も武力激突も、明確な勝負はつかなかったという事ですが、長尾勢の勝ちだった気がします。諸角(加藤武)の命令違反がなかったら、どうなっていたか。怪我の功名でしたね。
諸角(加藤武)が死なずに済んで一番喜んだのは、今回だけは信繁じゃなくて、馬場信春だったんじゃないかと思います。本当、よかったですね。